■塾で具体的なアドバイスを受けていますか?

塾の先生と生徒

塾でどんなアドバイスを受けていますか?

 塾で具体的にどんなことを言われていますか?

 国語が弱いとか、夏までに国語をなんとかしてくださいとか、
 読書をさせてくださいなんて言っておしまいにする塾は最低ですよ。

 国語はこんなところが弱いとか、こんなふうにする傾向があるとか、
 今後、この勉強を、このようにやろうというような、何らかの具体的な
 アドバイスをもらっているでしょうか?

 たとえば、私が以前のメルマガに書いたように「6年生は漢字練習をこの問題集を
 つかって1週間に160問やろう」とか、そんなアドバイスをもらっていますか?

 
 そういう具体的なことをきちんと言ってくれている塾はいい塾ですよね。

 ところが、ただ、「もう少し様子をみましょう」なんていう塾はだめな塾の典型ですよ。

 「もう少し様子をみましょう」というのは何もしないということだし、
 「もう少し慣れればよくなるでしょう」では、慣れるのに数年かかります。

 極めつけは、小学生についての「精神的に未熟だ」「精神年齢が幼い」という言葉です。
 これは、塾ではどうしようもありません、お手上げですということを意味しています。 

 たしかに精神年齢が幼いというのは国語にとってはかなり不利です。
 しかし、だからこそ、今度どうすべきかをアドバイスしてくれればいいのですが、
 そうではなくて、精神的な成長を待つだけでは、ただ時間がすぎるのを待つだけ
 ということになってしまいます。

●個人面談は4対1で1時間

私が20代の若いとき、保護者との個人面談では、たとえば小学生の保護者だったら
算国理社の4人の講師全員に参加してもらって、4対1で面談をしていました。
中学生だったら当然、英国数の3人です。

今、考えると、保護者には先に教室で待機してもらって、そこに3、4人の講師が
ずらずらと入っていくのですから、きっと圧倒されて、こわかったでしょうね。

(でも、それがこわいということは一度も聞いたことがありません。
 きっと若いイケメン講師ばかりだったからでしょうね)

一人の講師が10分しゃべったら4教科で40分、その後、各講師が言い足りないことを
付け足したり、保護者からの質問をうけるなどをしていたら1時間はかかります。
だから、面談時間は一人1時間とっていました。
そしてそれでも終わらないことがしばしばありました。

きっと今はそんなことをやっている塾はないのでしょうね。
もっともっと効率的に、クラス担任が一人でやるのでしょうが、
算数の先生に国語のことがわかるはずがありません。
国語の担当者に算数のことがわかるはずがありません。

理社も同じです。

だから、面談には講師全員が出席する必要があるのです。

成績表をみて算数の講師が「国語が悪いですね。これをなんとかしましょう」と
言うだけだったら、いちいち時間をとって面談するまでもありません。
保護者だってそれくらいのことは成績表をみればわかります。
塾の先生に言われなくてもわかっています。

面談では、まずその教科の現状を伝える必要があります。

宿題はどうか、きちんとやってきているか、
授業中の様子はどうか、しっかり授業についていって理解できているか、
場合によっては直近の模試の答案をみて、それについてのコメントをすることも
あります。

今、ある面談で、英語の担当者が次のようにいったことをふと思い出しました。

生徒の答案を保護者の前で見て、

  この問題で間違えていますが、この間違え方をする原因は
  英文を普段から声をだして読んでいないからです。
  目で見るだけ、頭で理解するだけだからです。
  例文を声にだして読むくせをつけて、口が覚えていたら
  こんな間違いはしないはずです。

このようなことをお話ししないといけません。
このようなアドバイスが他教科の講師にできるはずがありません。

各教科の成績の現状から、今はどんなところが弱点なのか、それを克服するために、
これからどうしたらいいのか。
このような話を各担当者がするとそれぞれ10分くらいは必要になるのです。

みなさんのお子さんもそんな熱心な塾に通っていますか?

面談の時に上っ面のことだけを言ってお茶をにごすような塾では成績も伸びない
ですよ。

国語について塾で具体的にどんなアドバイスをもらったのかを教えてください。

これがはっきり言えないようだと、その塾に通わせても、今後が心配です

次回の面談ではそれをはっきりとさせてくださいね。