■国語は考えるより感じることが大切
国語は考えるより感じることが大切。
中学受験の国語では深く考えることよりも瞬時に感じることのほうが大切です。
たとえば物語の心情理解で「う~ん・・・ここではどんな気持ちなんだろう」なんて
立ち止まって考えているようではいけません。
どきどき、こんな子がいます
「2時間考えたのですが、わかりませんでした。」
自分は頑張ったということをアピールしているのでしょうが、一つの問題について2時間考えるなんて不可能です。
本当にそれができるのだったら、それはまた別の才能をもっていることになります。
もし机の前に2時間座っていたとしても、それは鉛筆をいじったり、消しゴムを
いじったり、鼻くそをほじったりしているだけで、まともに考えている時間なんて
わずかしかありあません。
たとえば私がスカイプ指導をしているときに、生徒にある質問をしたとします。
本文からさがさないといけないような質問であれば、しばらくそれを探す時間が
必要かもしれませんが、たいていの場合は即答できるはずの質問です。
にもかかわらず、それを答えるのに時間がかかっているということは、そもそも
の質問がわかっていないのです。
質問が難しいわけではありません。
時間をかければかけるだけ質問をわすれてしまうのです。
国語は考えこむ必要はありません。
自分の心が瞬時に感じたことを大切にしましょう。
Youtube音声(2分30秒)