■将棋の藤井聡太7段は1時間36分考えたそうですが国語ではその必要なありません。
将棋の藤井聡太7段は1時間36分考えたそうですが。
最近、毎日のように将棋の藤井聡太7段の記事がネットニュースになっています。
昨日の記事には次のようにありました。
将棋の最年少棋士・藤井聡太7段が7月1、2日に行われた王位戦
7番勝負の第一〇で木村一基王位に95手で勝利した。
この〇に入れる漢字はわかりますか?
単に「第一戦」とか「第一番」というのではなく、連続した対戦をいう場合の
数え方です。
以前も紹介しましたが、ものの数え方の練習問題をしっかりやっておいて
くださいよ。
ものの数え方練習問題
ただし、将棋ではどのように数えるかはここにはありませんので、答えは下の
<編集後記>で。
そして、藤井7段はこの王位戦の数日前、王位戦挑戦者決定戦ではある一手を
打つために1時間36分考えたそうです。
すごい集中力と根気ですよね。
2時間考えましたがわかりませんでした
通信講座の受講生にときどき「2時間考えましたがわかりませんでした」と書く
子がいます。
おそらく「自分なりにがんばった」ということをアピールしているのでしょうが
2時間なんて長時間続けて考えられるはずがないし、そもそも私はそんなに時間
をかけて考えるような質問はしません。(中国の科挙じゃないんだから。)
小学生のスカイプ指導をしているとき、即答してほしい質問に対して、考え込む
子がいます。
そこで私の口癖は「あまり時間をかけると質問を忘れるよ」です。
20秒くらい沈黙が続き、「ずいぶん考えているようだけど、そもそも質問はなん
だったか覚えてるの?」と私が聞くと、国語の苦手な小学生はたいてい場合、
覚えていません。
質問は覚えていないのに、ずっとだまって考えているようなふりをしているのです。
(「ふり」なんていうと子どもに失礼だとは思いますが許してくださいね。)
「質問は何だった?」ときくと、なかには私がしてもいない質問をその場しのぎ
で言う子もいます。
とりあえずテキトーに作っているのでしょうが、そうではなくて、もし本当にその
質問で答えを考えているのだったら、私のした質問とはちがうことを考えている
わけですから、出てくる答えは当然、質問とはかみあわないとんちんかんなもの
になってしまいます。
国語では長時間考える必要はありません。
「2時間考えました」なんて愚の骨頂です。
国語は考えることよりも感じることのほうが大切ですよ。
自分の心が瞬時に感じたことを信じましょう。
感じることをせずに本文から答えを探そうとするのは国語の苦手な子の特徴ですよ。
語句の意味用法(8)(基本レベル4)
基本問題4です。
(通信講座の受講生はすでにやったことがあるかもしれませんが復習も兼ねて)
・おくゆかしい
・もどかしい
・うやうやしい
こんな言葉を10問集めました。
<<編集後記>
●将棋の連続した対戦をいう場合の数え方
〔答え〕 第一(局)
囲碁でも同じく連続した対戦の場合は「名人戦第3局」などといいます、
将棋盤や碁盤は「1枚」または「1面」と数えます。
将棋の王将、金賞などの駒は「1枚、2枚」と数え、碁石は「1個、2個」と
数えます。
しかし、碁石の場合、盤上に置かれると「一目、二目」と数えます。
そこで「一目おく」の意味も確認しておいてくださいね。
これは大切ですよ。
受験生で、受験の時に「一目おく」を知らないようだったら結果は目に見えてい
ますよ。
まだ間に合います、
語句問題もこつこつとがんばってくださいよ。
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