■時間がないといいわけをしている人に成長はありません。

体を動かすと心が動く

以前のメルマガに、私の教員時代にもっともお世話になった先生が40代半ばで
8歳の女の子を残して急死したということを書きました。

そのことは私の2冊目の本『本当に身につく 国語の基礎力』にも書かれていま
すが、その文章を今日はご紹介します。

それはあとがきに次のように記されています。

楽しんで遊ぶ子供

 十年近く前、私は職場で最もお世話になった先輩を亡くしました。
 私が勤務していた私立中学・高校の教員です。彼はまだ四十代半ば、
 八歳の女の子を残して旅だってしまいました。
 私にとって、彼の訃報は自分の「今後の生き方」を改めて考え直さ
 せるものでしたが、私以上に彼と共に仕事をし、語らってきた人
 たちの悲しみ・喪失感はやすやすと癒され、埋められるものでは
 ありませんでした。
 そんな一人が「語り部」として童話に託し、自己治癒を試みました。
 そこにはつぎのような一節があります。

   今日は無理かもしれないと感じたとき、パパはいつもまず、
   そう思っている自分の体を動かしてみるんだ。するとね、
   体が回れば心も動いて、やる気が出てくるから不思議だよ。
   そして、ほらガンバレたじゃないか、って言っている自分が
   いるんだ。ダメだ、できない、と思いこんで体を固くして、
   止まったままではやれる自分を見つけられなくて悲しいだけ
   だ。人間というのは、君が考えている何百倍もの力を持って
   いて、大きな存在なんだよ。
(『メッセージ・バイパパ』(いなつけいこ著・文芸社)

 この文章を私も多くの子どもたちに贈りたいと思います。
 「ダメだ、できない、と思いこんで体を固くして、止まったままで」でいる
 ことはやめてほしい。困ったときほど、悩んだときほど体を動かしてほしい。
 失敗したらもう一度やってほしい。何度でもやってほしい。そして「ほら、
 出来たじゃないか!」という体験をしてほしい。
 
 この本もそのような思いを込めて書きました。

 N先生、ありがとうございました。快活に笑っている顔が忘れられません。

以上、『本当に身につく 国語の基礎力』のあとがきでした。

時間がないといいわけをしている人に成長はありません。

 学校がはじまって時間がなくなったという声がふえてきました。

怠惰

 ・めんどくさい
 ・体がだるい
 ・めちゃくちゃ眠い
 ・風邪をひいた

机に向かおうとしない理由は「時間がない」ということの他にもいくらでもあるものです。

このような言葉を口にする人は、とっかえひっかえこれらのことばを順にまわし
てまた別の「やれない理由」を言います。

今、国語ができないからなんとかしたいと思っているのだったらまず体を動かし
ましょう。

体が回れば心も動いて、やる気が出てくるものです。

めんどくさいと思っても、体がだるくても。眠くてもちょっとだけやってみてください。
時間がなくても3分の時間は作り出してください。

すこしだけでもやるとやらないのではまったく違ってきます。

通信講座の受講生は1問だけでもやって前に進みましょう。

要約文を書くのだったら、まずは書き写すだけでもいいのです。
書き出しだけでも書いてみましょう。

不完全でいいので、とにかくちょっとだけ手を動かしてみてください。

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