■音読は国語学習に効果的か。

本当に音読をすれば国語はできるようになるのか?

国語の成績を伸ばすには音読をしたらいいという話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

はたして本当なのでしょうか?

ずばり結論からいうと、

国語のできる子で音読が上手にできない子はいません。

しかし、音読ができれば国語はできるようになるのかというとそういうわけでもありません、

つまり、音読が上手にできるということは国語ができるようになるために必要不可欠な一つの条件なのです。

私はプロのサッカー選手にたとえます。
プロのサッカー選手になるためには走れないといけません。(速いか遅いかは問いません)

走れない選手はプロのサッカー選手にはなれないのです。
では、走れたらだれでもプロのサッカー選手になれるわけではありません。
走れるということは単にサッカー選手になるための一つの条件なのです。

音読に話を戻すと、では、どれくらい読めたら「音読はできる」といえるのか。
それは7~10行くらいの一つのまとまった段落を読んで、つまずくところが1か所だけ、多くて2箇所、それくらいのレベルです。

3か所もまちがえると多すぎます。
4か所以上は論外です。

親御さんはしっかり横について見ていてあげてください。
一字一句間違いがないかどうか。
一文字だって読み間違えてはいけません。

厳しくみてください。
そういう基準で上に書いたような間違いの数でないといけません。

ですから、お子さんが読んでいるのをただ聞いているだけではだめですよ。
それでは本当に正しく読んでいるのかどうかがわかりません。
ましてや何か手仕事をしながら聞くというのも絶対にいけません。

絶対にご自分も本文を見ながら1文字だって読み間違えていないかをチェックしてください。

読むものは何でもかまいません。
一番適当なのは市販の問題集や、塾のテキストです。

これができなければ国語は絶対にできるようにはならないのですから
小学生は絶対にこれをクリアするようにしてください。

6年生の秋になってもなかなか成績が伸びない子はたいてい音読ができません。

音読の効果

音読をすればどうしていいのか?

私はその理由ははっきりとはわかりません。
中には「脳の活性化」を言う人もいますね。
黙読しているときよりも脳が活発に活動しているというのです。

これは私も納得できます。
わざと早口で読んでみるというのも効果がありますよ。

以上のように

音読のできない子で国語のできる子はいません。
国語のできる子で音読のできない子はいません。

ただそれだけのことです。

ですから、国語ができるようになるには、絶対に音読ができるようにならないと
いけないのです。

漢字が読めない、語句を知らないからもたつく、ひらがなを読み間違える、こういうことがあるようでは国語はできるようにはなりません。

そこでつまずいたら、また最初にもどってやりなおしです。

また、文字を指でなぞりながら読む方法もいけません。
そういう読み方しかできない子の国語の成績がいいはずがありませんよね。

ですから、成績はあまりよくないが音読なら得意だという子は今後の成績アップをねらって音読の練習をする必要はありません。

そのような子は次の段階に進むことができます。

意味は理解できていなくてOK

音読しているときは意味内容は理解できていないということもあると思います。音声をだすことだけに夢中になってしまって。

しかし、それはそれでかまいません。また、それは求めるところが異なるのですから。

「音読」と「内容理解」は別々にお考えください。
両方一緒にはできません。

全速力で走りながら、よく考えなさいというようなものです。

音読は音読で、すらすらとよどみなく声に出して読めること、これだけを目指してください。

というと、内容が理解できていないとたとえば物語などで感情移入した読み方ができないのではないかと思う人がいますが、ここで求めているのは「朗読」ではありません。
ですから感情移入した読み方などは必要ありません。

繰り返しますが、すらすらとよどみなく声に出して読めること、これだけが目標です。

内容理解はむしろ黙読の方が適しています

この音読に関しては、以前の生徒で顕著な例がありました。

5年生の時に音読が上手にできなかった生徒が、6年生になって急激に成績が伸びたのです。

そのことについてはまた機会を改めて書くこととします。

最後に音読については私の3分間の音声を聞いてください。

国語は音読がすべての土台

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