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■この時期の受験生(主に小6生)に「あってはならないこと」10選

昨日の電話指導のときに6年生で「平生」の読み方と意味がわからない子が
いました。

6年生のこの時期になってこれが読めないというのは塾の先生の責任です。

それで思い出しました。

2年くらい前に、この時期の受験生(主に小6生)にとって「あってはならない
こと10選」を挙げたことがありました。

それを再掲します。

チェックしてみてください。

《この時期の受験生(主に小6生)に「あってはならないこと」10選》

1 「平生」「風情」の読み方と意味がわからない。
2 「すこやかだ」「ほがらかだ」「なごやかだ」が漢字で書けない。
3 「生前は栗ご飯が好きでした。」この「生前」の意味を「生まれる前」と言う。
4 「情けは人のためならず」は、ずばり「情けをかけろ」か「かけるな」か
  わからない。
5 「積雪」の熟語の成り立ちは「雪が積もる」ではないということがわからない。
6 「小春日和」を「春」だという。
7 「きれい」を形容詞だという。
8 「たとえ」と「たとえば」を同じだと考えている。
9  選択肢問題を本文で確認せず、最初に読んだときの記憶だけで答える。
10 本文に印をつけない。

さて、何個あてはまりますか?

6年生で5個以上あてはまるようでしたらちょっと、いや、かなりまずいですよ。
5年生だったらあと1年でがんばりましょうね。

これを規準にすると中学生だったらあてはまるものは3つ以下であってほしいところですが、
どうでしょう?

受験生「あってはならないこと」解答・解説

1 平生=へいぜい  風情=ふぜい
2 すこやかだ=健やかだ  ほがらかだ=朗らかだ  なごやかだ=和やかだ
3 生前=生きていたとき。
4 情けは人のためならず=「情けをかけるのはその人のためではなく、自分の
  ためだ」→だから「情けはおおいにかけろ!」
5 「積雪」の熟語の成り立ちは「積もった雪」(上の漢字が下の漢字を修飾)
  主語になる漢字は最初にくる。たとえば「地震」は「地が震える」のように。
6 小春日和=初冬
7 「きれいだ」で形容動詞。(形容詞も形容動詞もわからないのは論外)
8 「たとえ」は比喩。「たとえば」は例示。
  「たとえ」には「たとえどんなことがあっても」というような用法もあるが。
9 いわゆる「カン」。これではいつまで経っても国語ができるようにならない。
10 本文でどこが大切なのかがわかっていないということ。⇒問いの答えも見つ
 からないということ。

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