■公開された金正恩総書記と娘との写真を「読解」する
■公開された金正恩総書記と娘との写真を「読解」する
先日のニュースにありましたが、北朝鮮は、金正恩総書記が娘と手をつないで歩く
写真を公開しました。
ご覧になりましたか?
これです。
これを慶応義塾大学の磯崎教授は次のように「読解」していました。
自分にも家族がいるということを国内に対しても
そして国外に対しても知らしめて、戦争は必要以上の
エスカレートは避けたいという思いもにじみ出ているように
思います。
すごいですね、この「読解」。
ようするに
おれのところには家族がいる。お前のところにも家族がいるだろ。
だからむやみな戦争はやめておこうぜ。
ということでしょ?
娘と手をつないで歩くだけの写真からこんなことまで想像を膨らませて、
解釈するんですね。
国語の物語でもこのように本文に書かれていないことを「読み解き」、自分なりに
解釈しないといけないことがあります。
答えは本文に書かれていないのです。
自由かつ柔軟な発想で解釈するというのは、選択肢問題になれた子どもたちには
むずかしいでしょうが、難関校にはそれが求められます。
最初はぜんぜん解釈がちがっていても仕方がありません。
受験生までに徐々に近づいていけばいいのです。
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