■受験で合格する人と失敗する人
■受験で合格する人と失敗する人
最近はなぜかほとんど毎日のようYouTube「TOMIKKU NET」というのを
見ています。
全国の魚市場で海鮮丼を食べ歩くというものです。
以前は、きまぐれクックや、「料理のお兄さんリュウジです」や「魚屋の森です」を
見ていました。
その前は、「はいじぃ迷作劇場」。
どれも食べ物ばかり。
「はいじぃ迷作劇場」の次の動画については以前も取り上げました。
これは吉本所属の芸人さんが食レポをする番組ですが、次のような長いタイトルの動画がありました。
「娘が保育園から持ち帰った手紙に衝撃的なことが書かれていました。」
内容は、子どもが保育園から持ち帰ったプリントに子どもたちの好きな野菜と
その理由が書かれていて、ほとんどの子が理由として「おいしいから」と書いて
いるのに、彼の娘さんは好きな野菜「白菜」、理由は「栄養があるから」と書いて
いたというのです。
これが三歳の時のことです。
そこで4歳になった今(といっても2年くらい前の動画ですが)、同じ質問を
ハイジイさんがしてみました。
今度はパパがインタビュー形式で質問します。
パパ:いちばん好きなお野菜は何ですか?
子ども:トマトとブロッコリー
パパ:トマトとブロッコリーか!(変わってた)
子ども:うん。
パパ:理由は何でですか?
子ども:栄養があるから。
すごいですね!
4歳にして「理由はどうして?」という質問にちゃんと「・・・から。」と答える
ことができているのです。
これができない子がどんなに多いことか!
こういうことが受験で合格できるかどうかの分かれ目になります。
べつに、理由を質問されたら「・・・から。」と答えましょうということではないで
すよ。
ふつうのことをふつうにしましょうということです。
このような答えかた(文末)はもちろんのこと、しっかり問いを理解して、それ
に真正面から答えることができるのであれば勝負になります。
ところが問いの読み方が雑で、問いを正しく理解できていないのであれば、当然、
それでいくら時間をかけても正しい答えはでてきません。
「文章をしっかり読みなさい」なんてよく言われますが、文章をしっかり読むより、
私は「問いをしっかり読みなさい」といいたいくらいです。
そしてミスのないようにふつうのことをふつうにしてください。
それができれば受験では勝負になります。
受験で失敗する人は普通のことが普通にできない人です。
そしてだれもができるような簡単な問題で落としてしまう人です。
簡単な問題でちゃんと得点していけば、大けがはなく、受験は勝負になります。
むずかしい問題はできなくても合否にはそんなに影響はしません。
これは小学生から高校生まで共通していえることです。
■国語通信講座のお申し込みはこちらから。