■あなたが考える「日本語のおもしろさ」とは?
■あなたが考える「日本語のおもしろさ」とは?
次の問題は中学入試問題です。
あなたが考える「言葉のおもしろさ」とは、どのようなことですか。
具体的な例をあげて、200字以内で書きましょう。
さて、できますか?
おそらく、6年生のほとんどの生徒はなんら思いつかないのではないかと
思うのですが、どうでしょう?
いきなり、「『言葉のおもしろさ』とはどんなことか」とか、「日本語の特徴は?」
なんて言われても、そんなことは考えたこともないでしょうし、
塾でも学校でも先生はそんな話はしてくれないでしょ?
だから、何も思いつかなくても当然で、そんなふうに日本語の特徴なんて考えた
こともない人が、いきなり入試本番の制限時間内で思いつくはずがありません。
これは中高生にとっても難しいのではないかと思います。
しかし、上のような問題が、このように入試で出題されているのも事実なのです。
このメルマガでは、たとえば前回のように「どこか変だよ、日本語」とでも
いえるようなことをあげました。
また、もっと真剣に日本語の特徴を真正面からとりあげたこともありました。
そのときは、4~5回の連載形式だったと思います。
(次回からこれを再掲してみましょうか)
それらのメルマガ記事は、私が勝手に思いついたものをあげたのではなく、
入試問題としてよく出題されるものを私なりにくだいてわかりやすいように
書いたものです。
一年くらい前には、「ことばとものごととの間には必然的なつながりはない。」
ということも書きました。
この「ことばとものごととの間には必然的なつながりはない」というタイトル
だけを見てどのようなことをいいたいのかわかりますか?
子どもがこれだけでわかるならば、それはすばらしいことだと思います。
しかし、たいていの子はなんのことだかさっぱり分からないのではないかと
思います。
まぁ説明をしてもわかってもらえなかったりするのですから、何の説明も
なかったら、わからないのは当然かもしれませんが。
この「ことばとものごととの間には必然的なつながりはない。」というのは
英文学者であり、言語学者でもある外山滋比古さんの有名な言葉で入試頻出文章
なのです。
あらかじめこのような知識を身につけておけば、受験ではそれと同じような内容
の文章がでてきますから、かなり有利ですよね。
私の電話指導でもときどき、一見、本文からそれるような話をしておきながら
実はそれらすべてはこのような入試によく出てくる話題を砕いて、おもしろ
おかしく説明してあげているのです。
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今日が締め切りです。
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