■すぐに得点を伸ばす方法!
■すぐに得点を伸ばす方法!
すぐに得点を伸ばす方法、それは簡単です。
質問に答えることです。
「なんだ、そりゃ?」と思いますか?
「そんなことか」と思いますか?
しかし、これができない子がとっても多いのです。
あなたのお子さんはそれがきちんとできていますか?
それができていれば偏差値50台の後半はいきますよ。
間違えても偏差値40台にはなりません。
偏差値40台の子はこれができていないのです。
たとえば、次のような質問がありました。
(通信講座で使用している小学生用の問題です)
問 「千吉のじめじめした計略」とありますが、どのような計略ですか?
「自分の罪」という言葉を必ず使って40字以上50字以内で書きな
さい。
これを一、二度読んだ後、お子さんに尋ねてみてください。
「どんな問題だった?」と。
ポイントをきちんとおさえて言えるでしょうか?
そのとき偏差値40台の子は「40字から50字で書きなさい」なんて言います。
それは答案の書き方というか、文字数の条件であって、質問ではありません。
つまり、問いを読んでも質問がわかっていない子が多いのです。
それで答えを書こうとするのだから、当然、質問とはかみ合わない答えになって
しまいます。
上の質問のポイントは次の3点です。
1、どのような計略か?
2、「自分の罪」ということばをつかうこと。
3、40字以上50字以内で。
この1が質問であって、2と3は答えの書き方を指示しているのです。
もちろん1がもっとも大切ですが、2も「自分の罪」ということばをつかって
いなかったらそれだけでバツになるし、3の文字数も1文字オーバー、1文字不足でも
即バツになってしまいます。
だから、どれも大切だということになるのですが
そうはいってもやはり1をしっかり押さえておくべきですよね。
だけど、国語を苦手としている子のほとんどはこれができません。
質問をしっかり理解していないためにずれたことばかり答えてしまうのです。
逆にいうと、問いをしっかり理解すると、そんなにずれた答案にはならないで
しょう。
しっかり問いを理解すること、これがすぐに得点を伸ばす方法です。
「本文をよく読みなさい」なんて言われてきたことだろうと思いますが、
本文を正しく理解できても、問いをちゃんと理解していなかったら得点には
なりません。
受験生は文章をしっかり読むことももちろんですが、設問を正しく理解する
ことにも注意すべきですよ。
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