■受験直前の注意・まとめ
受験直前の注意・まとめ
私は長く東京神奈川の塾に勤めていたので、中学受験と言えば2月1日スタート
という思いが強くあります。
そこで明日の入試本番をひかえた受験生に最後の注意として、いくつかまとめて
みることとします。
とはいっても、11月から「難問はできなくてもいいので、取れるところを
しっかりとって、ミスのない答案を作ろう」とか、「問いをしっかり読んで正しく
理解し、その問いに対して真正面からずばり答えよう」というようなことを書い
てきました。
それ以前には、「試験時間が足りず、空欄の多い人へ」という記事も書きました。
ですから、今日はそれらをまとめるだけということになってしまいますが、さらに
くわしく知りたい方はブログのほうを見てください。
(1)答案はすべて埋めること
「時間が足りなかった」とは口が裂けてもいってはいけません。
受験生全員に同じ時間が与えられているのですから。
答案は絶対にすべて埋めなければいけません。
空欄をいくつもつくってしまうと5割にも満たなくなってしまって
他教科での挽回が不可能になってしまいます。
時間配分を上手にしてください。
時間配分の仕方については「試験時間が足りず、空欄の多い人へ」という記事を
見てください。
(2)難問はできなくてもいいので、取れるところをしっかりとって、
ミスのない答案を作ろう
これはこの見出しタイトルのままですが、受験では確実に取れるところが
6割くらいはあるはずです。
それをしっかり得点していけば受験は勝負にはなります。
難しい問題はできなくてもかまいせん。
最悪のパターンは、難しい問題に時間をかけて結局バツになり、ここに時間を
とられたために他の簡単な問題に手が回らなくなって、簡単な問題も落として
しまうことです。
これが不合格になるパターンです。
これだけは絶対に避けてくださいよ。
(3)質問に対して真正面から答えよう。
答え方=答案の文末の書き方にくれぐれも気を付けてください。
「なぜ?」「どうして?」「理由は?」ときかれたら「・・・から。」と答えるとか、
「どんなこと?」ときかれたら「・・・こと。」と答えるなど、当然のことでは
ありますが。
(4)緊張はすべきもの。
適度の緊張感が受験には適しています。
受験が終わって「緊張しなかったよ」という生徒がいますが、そんな生徒ほど ミスをしているものです。
頭がまっしろになって文章の内容がまったく頭に入ってこなかったというほど緊張してはまずいのですが、ほどよい緊張感はかえって好結果を生むことが多いように思います。
(5)自分ほどがんばった人はいない。
通信講座の受講生がよくいうことなのですが、受験前日にこれまで私とやりとり
した答案の束を目の前にすると、こんなにがんばったんだと思えるそうです。
それだけやってきたのだから大丈夫!
自信をもって試験に臨みましょう!
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