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■国語辞典選びのポイントと、おすすめ国語辞典について

国語辞典選びのポイントと、おすすめ国語辞典について簡単にご紹介
いたします。

国語辞典は子どもの成長に合わせて

私が小学生の頃、国語辞典は一家に一冊、古びたものがあるだけでした。

「これは父親が使っていたものだ」ということがなぜか自慢で、奥付をみると、
初版は私がまだ生まれる前の、父親若かりし頃です。

そのように昔は一家に一冊、それも親から譲り受けた国語辞典を使うということが一般的だったのではないでしょうか?

しかし、時代は変わりました。
今は、「これはウチのおじいちゃんが使ってたんだよぉ」などと言っても自慢できる時代ではありません。

国語辞典は成長に合わせて買い換えていくべきです

小学生には小学生向きのものを、中学生には中学生向きのものを、また小学生といえども中学受験を控えた子にはそれなりのものをそれぞれ使うべきです。

小学生が電子辞書をつかっているとか、ネットで調べているなどということを聞くと、まず親が国語を軽視しているのだなと感じます。
わが子の国語についてまともには考えていないのだなと感じます。

では、中学受験を控えた子はどのような辞典を使えばよいのでしょうか。

国語辞典選びのいくつかのポイントを以下に記していくこととします。

■国語辞典選びのポイント

1 小学生には中学生用を、中学生にはその上のものを
2 語句の説明がわかりやすいか。
3 用例があるか。

国語辞典を選ぶ際の注意点は、この3つのポイントが挙げられると思います。

順に説明していきます。

1 小学生には中学生用を、中学生にはその上のものを

ここで収録語数はいくつぐらいを標準として・・・などと数字をあげてもピンと
こないと思いますので、表現をかえると、中学受験を控えた小学生(5、6年生)
には「中学生向け」の国語辞典が適当だと言えます。

保育園の卒園記念のような小学生向けの国語辞典を使うのは小学4年生までに
しましょう。

小学生向けの国語辞典では、ある言葉を調べようと思っても載っていないという
ことがよくあります。収録語数が不足しているのです。

かといって「広辞苑」や「大辞林」「新明解」のような一般向けのものを使っては
いけません。

それら一般用の国語辞典は、確かに収録語数は豊富ですが、次に述べる2、3の
ポイントを考えた場合不可となります。

高校受験を控えた中学生が、中学生向けのものを使うことは説明のわかりやすさ
という点ではいいのですが、収録語数の面でややこころもとないという感じです。
 
簡単に結論づけるならば、小学生には中学生用を、中学生にはその上のものをと
それぞれワンランク上のものを使うべき
だということになるでしょう。

2 語句の説明がわかりやすいか。

国語辞典によっては、語句の説明が他の辞典と全く同じ、あるいはほぼ同じという
ものがある一方、編者の見識のもとに工夫を凝らしてあるものもあり、様々です。

ここではまず「わかりやすさ」(子どもが読んで理解できること)が当然ながら
一番のポイント
となります。

ある語を調べても、その説明に分からない語が使われているため、またそれを
引き直さなければならないということはよくあることです。

そのようなことをくり返すのは、一面では価値のあることなのですが、慢性的に
時間の不足している中学・高校受験生にとっては単に時間の無駄ということでしか
ありません。

一般社会人用の国語辞典ではまず子供は語句の説明に使われている漢字が読めま
せん。当然、意味など分かるはずもありません。

語句の説明がわかりやすい、これが第一です。

3 用例があるか。

言葉はその意味が分かっても、使い方がわからないと役に立ちません。

しかも日本語には慣用的に用いられる語が数多いため、その語の意味だけを単独に
理解してもうまく「使う」ことができません。

そこで必要となるのが使い方を示してくれる例文です。

ですから国語辞典選びには「わかりやすい例文が豊富であること」が必要となります。

もっとも最近では、多くの国語辞典に例文が掲載されるようになっていますので
そのような国語辞典であればあまり大差はないと思います。

ズバリおすすめ国語辞典

以上3点をふまえ、いくつかの国語辞典を比較してきた私の経験からいって
中学受験生にとってNo.1の国語辞典は、

例解新国語辞典

 『新例解 新国語辞典』(三省堂)

です。

『新明解 国語辞典』ではありませんので、お間違えなく!

これは中学生用として出版されているようですが、小学5、6年生にとって、
収録語数が適当であり、説明がわかりやすく、かつ例文も豊富、ということで
私が知る限りこの国語辞典が最高です。

これ一択といってもいいでしょう。

電子辞書、漢和辞典、ことわざ・慣用句辞典について

まず電子辞書ですが、私はこれを決して否定するものではありません。
私の鞄には常に入っていますし、高校の教師をやっていたとき、授業には必ず
持っていっていました。

これがないと困るほどに私は愛用しています。

高校生くらいであればおおいに利用していただいて結構だと思っています。
ネットも同様です。

しかし、小中学生にはこれはおすすめしません。
いや、もっとはっきりいうとこれは避けるべきです。

中学3年生で国語の成績優秀な生徒であれば、電子辞書でもかまわないのですが、
ふつうの学力であれば、紙の国語辞典をつかうことをおすすめします。

国語の苦手な小学生はやはりまだ五十音に親しんでおらず、なかなか思うように
すばやく目的の語を探し出すことができません。やたらと時間がかかってしまい
ます。

まず素早く目的の語を探せるようになること、これが最初の目標となります。

目標タイムは15秒以内です。

漢和辞典は小学生には必要ありません。

ことわざ・慣用句辞典は、ないよりはあった方が便利かもしれませんが、積極的
におすすめはいたしません。国語辞典に載っていますのでそれで十分です。

もしご購入になるのならば、ことわざや故事成語を漫画で解説したものがあっ
たかと思いますのでそれを利用するといいでしょう。

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