■国語力を高める魔法とコツ/目線を上にあげよう

2021年9月17日

※次の記事は8月1日発行のメルマガ『国語力アップのために』第323号の転載です。

8月になりました。

受験まであと半年です。

受験学年の生徒は順調に進んでいるでしょうか?
なかには足踏みしている子もいるでしょうね。

目線を上にあげよう

 いつも私がいうことですが、8月も下旬になり、秋の訪れを感じさせるような
 涼しい風がかすかに吹くようになると、そこから受験まではあっという間です。

 また、日が短くなったなと感じたら受験は目の前です。

 受験生のほとんどが自分の実力より上めの学校を目指していることでしょう。
 私は、それには大いに賛成です。
 (小学生の場合は親のセーフティネットが必要ですが)
 
 上を目指しましょう。
 偏差値40台の子が50を目指してはいけません。
 60を目指しましょう。
 そしてそれに向けての努力を続けると50台に乗ります。
 50を目指していると、なかなかそれさえも実現できません。

 志望校だって無理めの学校を目指すのはおおいに結構です。
 
 ただ、夢物語としてそれを語るだけではなく、現実のものとして引き寄せるために日々やるべきことをやりましょう。

国語力を高める魔法とコツ


私は通信講座の受講生へのメールの最後に「がんばってくださいね。」と書くことがほとんどですが、どうもしっくりこないときがあります。

なぜから普段から「国語の勉強はがんばる必要はない」と思っているからです。

「頑張る」という言葉にはどうも無理をしているイメージがつきまといます。

一時的にモチベーションを高めても、いずれそれはしぼんでしまいます。

頑張る必要はありません。
日々淡々とやるべきことをルーティンのようにこなすだけです。

国語力を高めるコツも魔法もありません。
こつこつ続けること、これが唯一のコツであり、魔法を手に入れる方法でも
あります。

少しやる気を出して、しばらくするとまた元のようにやらなくなるということを
繰り返していてはいつまでたっても成績はよくなりませんよ。

通信講座の受講生のほとんどは課題を提出することが毎日の日課になっている
ことだろうと思います。

ところが残念なことに、一部の受講生はそうなっていません。
少しずつ、自分がやれる範囲でいいので、毎日の提出を心がけてくださいね。

ここで手を止めたら、もうおしまいですよ。

今日の語句問題(ちょっと、いや、かなり難しい反意語)

今回は、大人でもちょっと考えてしまう反意語に関する問題です。

もうずいぶん前になりますが、慶応志木高校で出題された問題です。

高校生だったらできるかな?

問題 次の文章の空欄に最も適切な漢字1文字ずつを入れて、文章を完成
   させなさい。

  上の反対語は下だなんて当たり前のことだけれど、普段使っていながら
  ちょっと気づかない反対語もあるものだ。楽勝の反対は苦勝だなんて苦笑
  する。本当は( 1 )勝だよな。野党の反対はもちろん与党だよ。新聞
  を毎日読んでいればすぐにわかる。

  ではちょっと難しいのを。無常の反対は常( 2 )という。世の中に無
  常、つまりはかなさを感じても、わかるものではないかもしれぬ。無理が通
  れば道理が引っこむ世の中ならなおさらのことだ。

  さて、次からのもちょっと頭をひねって考えてくれたまえ。訳書には必ず
  ( 3 )書がある。未然に対しては( 4 )然。これは文語の活用形の
  名称だ。

  排水するためには( 5 )水しなければならないし、起稿すれば( 6 )
  までやり遂げることが肝心で、譲位するには初めに( 7 )位ありき。
 
  反対語とはなんぞやという総論は後回しで、その( 8 )論に挑戦して
  もらいました。

※解答・解説は<<編集後記&お知らせ>>で。

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◆┃編┃集┃後┃記┃&┃お┃知┃ら┃せ┃◆
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●今日の語句問題・解答

 1 (辛)勝   2 常(住)   3 (原)書   4 (已)然
 5 (給)水   6 (脱)稿   7 (各)論

むずかしかったでしょ?

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