■夏休みは課題をはっきりさせ、やるべきことをしぼろう! 

(つぎの文章は7月11日発行のメルマガからの転載です)

夏休み中の国語学習について 

(1)「夏休みに集中的にやる」はNG!

 夏休みが近づいてよく耳にするのは「国語が苦手なので夏休みに集中的にやる」
 ということばです。
 
 重点的に国語学習に時間を割くという意味であれば、それは可能でしょうが
 実際には他教科もあるので、夏休み前に思い描いたようにはなかなかいかない
 ものです。
 
 それに国語を集中的に勉強しても、それで9月からの成績がよくなるわけでは
 ありません。
 
 そんなに簡単によくなるのだったら、これまで、塾で学校で家庭で国語学習に
 膨大な時間をさいてきたでしょうから、それだけですでに十分できるようにな
 っているはずなのです。

 ところが現実はそうではないということは、夏休みに1ヶ月間集中的にやった くらいでは国語の成績はたいしてよくはならないということなのです。

 もちろん、そのような絵を描いて、努力することはいいことでしょうが、それ で成績上昇を期待してはいけません。
 
 それより、こつこつと3ヶ月、5ヶ月と小さな努力を続けたほうが11月に 花が開きますよ。

 
(2)課題をはっきりさせ、やるべきことをしぼろう! 

 塾にいっている人は、塾での面談のときに国語はどんなことが苦手なのか、
 それを克服するために何をどうすればいいのというアドバイスはもらっている
 でしょうか?

 語彙力がないとか読むのが遅いとか、そういうのはだめですよ。
 それは万人共通ですから。

 本を読みましょう、練習問題をこなしましょうもだめです。

 具体的には何もしないことをあらわす「もう少し様子を見ましょう」と言わ
 れることも多いでしょ?

 小学生の場合、極めつけは「精神年齢が幼い」ですよね。
 そんなことを言われてもどうしようもありません。

 具体的に何をするのか、どの分野で強くなろうとするのか、その柱をはっきり
 と決めないと塾の夏期講習もただ自宅と塾との往復で終わってしまいますよ。

 私が塾で指導しているときは、(夏休み前に何をどこまでやっておくかというこ
 とも関係するのですが)、小学6年生には論理的文章を、中学3年生には古文を、
 高校生にはひらすら要約文をやらせていました。

 中学3年生の古文はこの時期を逃したらもう集中的にやれるときはありません。

 これらを経て、秋からはいよいよ受験対策です。

 そして涼しい風が吹き始めると受験はすぐそこです。

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