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■国語の基礎ー指示語の基本

国語の基礎ー指示語の基本

《指示語》

指示語は国語の基礎の基礎です。

これがわからないと文章の内容がまったくわからないということになってしまいます。

これは絶対にマスターしないといけません。

指示語の鉄則は、次の3つです。

1,前をみる
2,どこ(どのことば)につながるかを考える
3,自分の答えを当てはめて読む。

この2は理解できるでしょうか。
どこ(どのことば)に続いていくかということです

たとえば、次のような例文があったとします。

ぼくは昨日、大好きなメイちゃんからクリスマスプレゼントとして
ハンカチをもらった。
しかし、なんとひどいことに、ぼくは【それ】を帰り道、どこかで
落としてしまったのだ。

これでいえば、

「ぼくは【それ】を帰り道、どこかで落としてしまった」のですよね。

そうすると、この「それを」がどこ(どの言葉)に続いていくのかを考えるのです。

このとき、「それを」から続けて読んでみて一番自然な日本語になるところに
かかっていくことになります。

続けて読んでみます。

【それ】を帰り道
【それ】をどこか
【それ】を落としてしまった

さぁ、この中ではどれが一番自然な日本語になっていますか?

当然、最後の「【それ】を落としてしまった」ですよね。

ということは、「それを」は、「落としてしまった」に続くいうことなのです。

ここまでわかったら、ぼくは【それ】を「落とした」のですから、
今度は何を落としたのかを考えます。

正解は「ハンカチ」ですね。

そこで、3の「自分の答えを当てはめて読む」ということをやってみます。

例文は次のようなものでした。

ぼくは昨日、大好きなメイちゃんからクリスマスプレゼントとして
ハンカチををもらった。
しかし、なんとひどいことに、ぼくは【それ】を帰り道、どこかで落として
しまったのだ。

この【それ】の部分に自分の答えを当てはめて次のように前後を読んでみます。

しかし、なんとひどいことに、ぼくは【ハンカチ】を帰り道、どこかで落として
しまったのだ。

これで文が通じるかどうか考えてみます。

たとえば、次のような答えではどうですか?

解答案 → クリスマス

これで当てはめて読んでみると、

ぼくは【クリスマス】を落としてしまった

となってしまって変ですよね。
ということは、これは解答としてありえないということです。

ここまで理解してもらえましたか?
何かわからないことがあったら質問してくださいね。

ちょっと練習をしてみましょう。

次の文を読んで下さい。

ぼくは昨日、大好きなメイちゃんからクリスマスプレゼントとして
ハンカチをもらった。
しかし、なんとひどいことに、ぼくは【それ】を帰り道、どこかで
落としてしまったのだ。

この中に「それ」が出てくるでしょ?

この「それ」とは何をさすか。

1 15文字以内で。
2 30文字以内で。

この2つの答え方でこたえてください。

※解答の一例であることをご理解ください。

〔15字以内〕メイちゃんからもらったハンカチ

〔30字以内〕クリスマスプレゼントとしてメイちゃんからもらったハンカチ

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